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冬至にかぼちゃを食べる理由

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冬至とは、旧暦の二十四節気のひとつで、1年のうちで昼がもっとも短く夜が長くなる日。冬至にかぼちゃを食べたり柚子風呂に入ったりと、いろいろないわれがありますね。
冬至を境にだんだん昼の時間が増えていくことから古代の中国では”太陽が蘇る日”=一陽来復(いちようらいふく)“と呼ばれていました。

 

冬至 2014年はいつ?

2014年の冬至は12月22日(月)です。

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冬至の日はその年によって21日とか、22日になったりしますね。これは実は地球の公転速度の関係でこうなってしまうのです。

1年は365日と約6時間ほどかかって1年なんです。ですので、放っておくと毎年6時間分がちょっとずつズレてくるんです。それを修正するため1日ほど前後するのです。
4年に1度にある「うるう年」と同じなのです。

冬至にいかぼちゃを食べる理由

冬至にかぼちゃを食べると病気にならない、長生きするというのは明治以降に広まったと言われています。
かぼちゃはビタミンE、β-カロチン、食物繊維、カリウムなど栄養価の高い野菜です。

長い冬を健康に乗り切るために栄養の高いかぼちゃをたくさん食べましょうという生活の知恵から始まった風習なのです。

 

冬至にかぼちゃを食べる理由はまだいくつかあります。

かぼちゃって別名「なんきん」と呼ばれているのをご存知ですか?冬至には「ん」がつく野菜を食べると縁起が良いといういわれがあります。
「ん」が2つつく食べ物はかぼちゃの他にもありますよ。

★蓮根(れんこん)
 人参(にんじん)
 銀杏(ぎんなん)
 金柑(きんかん)
 寒天(かんてん)
 饂飩(うんどん)⇒うどん

これらのものを食べて縁起をかつぐことを「運盛り」と言います。

今は、どんな野菜も1年中スーパー八百屋さんへ行けばいつでも手に入れることはできますよね。
だからかぼちゃが本来夏野菜であることを知らずに過ごしている人もいるでしょう。

でも、昔はそうはいきませんでした。野菜が少なくなってしまう冬にかぼちゃは大切な栄養源だったのでしょう。
かぼちゃの旬は夏です。でもかぼちゃのすごいところは、切らなければ丸ごと長期間保存することができるのです。
保存方法はいたって簡単♪
常温で、風通しの良いところに置いておけば2か月ほど保存が可能なんですよ。まだ私は試してみたことはありませんが。

 

かぼちゃとあずきのいとこ煮

冬至のかぼちゃ料理としてよく食べられているのが「かぼちゃとあずきを一緒に煮たおかずがあります。これを「いとこ煮」といいます。学校の給食でもよく出るそうですね!

いとこ煮の作り方はこちらで紹介しています。

いとこ煮の作り方ゆであすき缶
いとこ煮というのは、郷土料理の一つで、材料を煮えにくいものから追々(おいおい)入れていくことから”甥(おい)”⇒いとこにかけてついた名前です。
煮えにくい材料からお鍋に入れるのはお料理の基本ですよね。ですのでいとこ煮はかぼちゃと小豆に限られた料理ではありません。

地域によっては、冬至がゆ(小豆がゆ)といって小豆を入れたお粥をいただく地域もあります。

冬至に柚子風呂に入る

冬至にする行事としてはかぼちゃを食べたらお風呂に柚子ですね。

柚子は強い香りで邪気を祓うと考えられているのですが、病気や老化の予防、疲労回復、血流改善など様々な効果があります。
でも、お肌の敏感な人が柚子湯にはいると出た後に肌がヒリヒリするということもよく聞きます。いったん蒸らしてから袋に入れていれると緩和されますよ^ ^。

冬至を節目にしっかり体をいたわり寒い冬に備えましょう。

 

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