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母乳とミルクどっちがいいの?

2017.05.02

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世の中ではベビーフードダイエットというものが流行しているようですね。赤ちゃんの食事というと離乳食、ベビーフードが代表的ですが、これらは生まれてすぐに食べることが出来ません。

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大体生後半年目くらいから離乳食を始めて、時間をかけて徐々に私たちと同じようなメニューを食べるようになっていきます。
それまでの半年間はお母さんから出る『母乳』か市販されている『ミルク』を飲んで成長していきます。
この『母乳』と『ミルク』、どちらを飲ませて育てていくかという問題は、育児をスタートさせる新米ママを悩ませる最初の壁であり、激しい論争を生み出す永遠のテーマだと筆者は考えております。
では、『母乳』と『ミルク』はどちらが良いのでしょうか?違いはあるのでしょうか?筆者の体験を踏まえてご紹介していきましょう。

母乳のメリットとデメリットは?

まずは『母乳』について考えていきましょう。母乳は赤ちゃんを産んだらすぐに出て来るものではありません。出産で胎盤が無くなり、初めて母乳が出るようになるわけですが、最初はごく僅かな量しか出てきません。何度も赤ちゃんに吸わせたり、自分で乳首や乳房をマッサージして母乳が通る乳腺を開通させて、やっと出るようになります。個人差はありますが、出産から2~3日で母乳がじわじわと出て来るようになります。

赤ちゃんがお腹一杯になるくらい母乳が出るようになるには、まだまだ時間がかかります。
「帝王切開だとしばらく授乳できないって本当?」という疑問をよく耳にしますが、筆者の経験を踏まえて回答させて頂くと、答えは『YES』です。
これは『帝王切開の出産(入院生活編)』をご覧になって頂くとよく分かると思いますが、帝王切開で出産をするとすぐに動くことが出来ません。

 

体を起こすのも一苦労、トイレに行けない、点滴の管が邪魔…等々、様々な理由でお母さん自身がすぐに赤ちゃんを抱っこして授乳出来る状態ではないため、産後すぐに赤ちゃんのお世話をさせる方針の病院であっても、しばらくは授乳ができません。
先述した通り、母乳と言うものは胎盤が無くなれば出て来るものですので、自然分娩でも帝王切開でもちゃんと出てきます。帝王切開での出産だと授乳が満足に出来るようになるのは産後3日目か4日目くらいでしょう。
お母さんの体から産後10日間くらいの間に出る母乳を『初乳』と言いますが、これが栄養満点!C型肝炎ウイルスや大腸菌などへの免疫力を高めてくれる作用があります。
ミルク育児を希望していても、この『初乳』は飲ませるようにした方が良いと言われています。では、母乳のメリットとデメリットをいくつか挙げていきましょう。

<メリット>

・「泣いたらおっぱい」という感じなので、制限が無くて楽
・コストがかからないため経済的
・栄養が豊富で免疫物質が入っている
・添い乳で夜間の授乳も動かなくて良い
・母乳のためにバランスの摂れた食生活を心掛けることができる
・産後、痩せやすくなる

<デメリット>

・母乳が出るようになるまでが大変
・消化が良く赤ちゃんが短時間で起きるため、何度も夜中に授乳することもある。
・卒乳するまで薬、アルコール厳禁(※搾乳を上手く活用する方法もあります)
・どれくらい飲んでいるか分からないので、管理が難しい
・吸われて乳首が痛くなる
・夫や実家に気軽に預けることが出来ない
この中で特質すべき点は「経済的」というのと「短時間で起きる」という点でしょう。
母乳は購入することのないものですので、とにかくお金がかかりません。母乳育児にするだけで月々の出費が1万円前後抑えられます。
「短時間で赤ちゃんが起きる」という点ですが、これはあくまでも一般論であり長時間ぐっすり眠る赤ちゃんもいます。母乳だと大体2時間、ミルクは3時間程度と言われてますが、筆者の息子は1時間で目が覚める時もあれば4時間寝ている時もあります。
ですので、母乳だから絶対に短時間しか寝ない!というわけではありません。

しかし、新生児のうちは胃袋もまだ小さいのであまりたくさんは飲めませんし、飲みながら寝てしまってげっぷが出せず、30分くらいで「気持ち悪いー!おぎゃー!」と目が覚めて泣き出すことが多々あります。

夜に頻回授乳すると母乳がたくさん出るようになると言われていますが、お母さんの体調を考慮してどうしていくか決めていくのが良いと思います。

 

ミルクのメリットとデメリットは?

薬局やスーパーに行くと大きな缶に入った粉ミルクをよく目にしますね。

様々なメーカーから発売されている粉ミルクですが、近年は種類も豊富になり価格も昔に比べてだいぶ安くなったようです。
粉ミルク(人工栄養)の歴史は実は非常に古く、大正時代にまで遡ります。

それまでは重湯を利用したりお、母乳の出る女性に頼んで与えてもらったりしていましたが、明治時代に入ってコンデンスミルクや牛乳に糖類を加えたものを使うようになりました。

しかし、当時は冷蔵庫なんてありませんので牛乳は傷んでしまい、それを飲んだ赤ちゃんがたくさん死んでしまいました。

日本の乳児の死亡率の高さを憂いた和光堂の社長によって、第一次世界大戦の真っただ中に日本初の育児用粉ミルク『キノミール』が発売されました。
以後、昭和に入り戦時色が高まる中、育児用ミルクも多くの日用品と同じく配給制になりました。

戦後、敗戦国となった日本ですが目覚ましい復興を遂げ、母乳成分の研究も進められました。母乳に含まれる栄養を研究し、明治、森永などの多くのメーカーから粉ミルクが発売され、今日に至ります。

今でこそ『母乳派』『ミルク派』『どっちも使う派』と意見が割れているのは、それだけ粉ミルクの性能も優れたものになってきたからと言えます。
長い歴史を持つ粉ミルクですが、母乳研究はまだまだ進められていますので、今後さらに質の良いミルクもどんどん登場する事でしょう。
さて、ミルクのメリットとデメリットを見ていきましょう。

<メリット>

・飲む量が分かりやすいので、管理がしやすい。
・お母さん以外でも赤ちゃんに飲ませることが出来る
・腹持ちが良く、長時間眠る
・用意さえきちんとしておけば、どこでも飲ませられる
・薬などを飲むことが出来る
・食事制限が無い
<デメリット>

・夜中に起きてミルクを作るのが面倒
・ミルクが高額なので経済的では無い
・電気ポットつけっぱなしなど、電気代もかかる
・母乳に含まれるような免疫物質が含まれていない
・母体の子宮復古が遅れる
ミルクのメリットは「薬などを飲むことが出来る」という点が非常に強いと思います。

お母さんが風邪を引いたり、胃を悪くしても母乳育児では薬を飲むことが出来ません。しかし、ミルクだったらそういった心配がありませんので、病気になっても飲み薬を処方してもらうことができます。
デメリットとしては「母乳に含まれる免疫物質が含まれていない」という点です。

赤ちゃんが予防接種を受けられるようになるまで、しばらく時間がかかります。その間、赤ちゃんの体は無防備な状態になってしまうので、お母さんからもらう免疫力でしか体を守ることができません。

ミルクにはそういう性能がありませんから、防御力ゼロの状態になってしまいます。だからといって、母乳による免疫力が万能かというとそうでもありませんので、どっちにしろ油断大敵なんですがね…。

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