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家の中に居る蚊に刺されても大丈夫?デング熱の予防法は?

ヒトスジシマカ デング熱イメージ
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蚊による害は安眠妨害だけじゃない

今、日本では蚊を介して発症する「デング熱」感染が問題となっています。代々木公園の蚊以外にも大阪、青森、山梨と広がりを見せています。9月2日、新たに12人の男女のデング熱の感染者が確認されました。これが蚊によってもたらされる最も大きな害です。他にも、蚊に刺されることによってマラリア(ハマダラカ)、黄熱病、フィラリア(イエカ)、日本脳炎など蚊を介して伝染病を発症することがあります。

蚊の寿命、害については⇒こちらの記事もあります。

ボウフラ対策も忘れずに!

 

デング熱が拡散されるんじゃないかと、心配している方も多いでしょうが、デング熱は人から人への感染はしません。発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などの症状が出ますが、適切な治療を行えば問題なく治ります。予防接種などはないので、蚊にかまれないようにすることが唯一の予防法です。キャンプ、花火大会、公園など外出には携帯用蚊取り線香、虫よけスプレーを用意した方が良いですね。

蚊はペットにも害を与えています。ペットを飼っているご家庭は蚊よけ対策は必要です。

蚊の寿命ってどのくらい?

蚊の寿命は長いものになると幼虫で2年近く生きているものもありますが、成虫になるとほとんどの蚊は2~3週間で一生を終えます。ですので、デング熱のウイルスを持っている蚊が死ねば、感染は終息するのでしょうが、デング熱に感染した人がたくさんいると、感染者の血を吸ってしまう蚊も多くなる可能性があると言うことですね。

 

蚊取り線香は効果がない?死なない?

よく蚊取り線香では蚊は死なない、効果がないということを聞きますが、効果はありますよ。実際死にます。しかし置く場所、環境により効果は変わるでしょう。効き目が弱いと、死んだように見えてしばらくすると息を吹き返して飛んでいきます。狭い空間で風がない部屋での効果は有効ですが、縁側やキャンプ場など野外では蚊を寄せ付けにくくする程度の効果だと思われます。

余った蚊取り線香は、湿気に注意し缶など密閉容器に保存していれば来年も使えます。

家の中でぶ~~んという耳障りな蚊の音

やっと眠りについたと思ったら、あの「ぷ~~ん」という妙な音、そうです蚊の鳴く(飛ぶ?)音です。

よく声の小さい声人のことを「蚊のなくような声」とか言いますけど、蚊の音ってるさいですよね?

誰でも闇夜に響くあの音に嫌な思いをしたことは一度くらいはあるでしょう。

なんで、あんな音を出すのかと言うと あの音で雄を誘っているんだとか。睡眠の邪魔をされるくらいなら血は少しくらいあげてもいいですから、人のいないところでやって欲しいです。

なぜ顔の近くに来るの?

蚊の音って昼間は聞こえませんが、寝ている時に顔の近で飛んでいるように感じるのですが、これは私たちが吐き出す「息」つまり二酸化炭素や体温、体臭を感知して近づいてくるそうです。

血を吸うのに最も適しているのが首から上ってことになります。ですので顔の近くに寄ってくるんですよね。

 

蚊はなぜ人間の血を吸うのか?

吸血するのはメスの蚊のみで産卵の行動で、オスは卵を産まないので血は吸いません。

蚊の主食は、雄雌共に果汁、花の蜜、植物の樹液等です。

日本で吸血する種類として一般的に知られているのがヒトスジシマカ、ユスリカ、コガタアカイエカでしょうか。

コガタアキエカは西日本に多く生息し、刺されて日本脳炎に感染することがあります。

 

産卵場所は、田んぼや池、澱んだ水たまりに産卵し、そこから約1週間ほどでボウフラとなります。
雨水がたまったバケツの中にボウフラが湧いてたりするのをよく見かけますね。蚊のメスは夏の産卵期になると2、3日に一回、動物や鳥、人間の体に止まって約2分程度の時間で5ミリグラムほどの血を吸います。家の中に入れない対策としてボウフラ退治は有効です。

 

刺されて血を吸われているになぜ気が付かないのでしょうか? 

蚊に刺されてかゆくなるのはアレルギー

事実を知ってびっくりですが、蚊は人や動物の皮膚に止まり、口から6本の注射針を刺し、唾液を送り込みます。
その唾液が体に入ると人間はアレルギー反応を起こし、後に強いかゆみを感じるのです。

ですが、蚊は吸血する際、麻酔も同時に注射しているので私たちは刺されてもすぐに気が付かないのです。

もし痛みを感じたなら、ふり払われれるか、叩き潰されるかのどちらかですのであまりにもリスクが高いですよね。

蚊が出す唾液の中には麻酔とともに、血液が固まらないように血液凝固抑制剤も含まれます。

 

かゆみを止めるには?

かゆみをと止めるには、「虫さされのお薬」を塗るのが一番良い対処法です。

放っておいてもかゆみは20~30分ほどで収まりますが、我慢するのは大人でも辛いですね。

かゆみを紛らわす方法として氷で冷やしたり、かきむしらないようにテープを貼るなど対処法はあるようですが、できればかかない方が良いです。

かきむしったところから細菌が入り化膿したり、皮膚炎の原因となる場合があります。
夏に山や水辺に出かける際は、あらかじめ「蚊取り線香」、「蚊よけスプレー」などの対策をしてお出かけになる方がいいですね。

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