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京都紅葉の穴場スポットしかも駅近!西本願寺の大銀杏

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美しい黄色に紅葉する西本願寺東本願寺の大銀杏

9月に入り台風などの異常気象に見舞われていますが、そろそろ紅葉の季節がやってきます。全国の紅葉予想では北海道、東北が9月10日前後に色付き始めると言われており、昨年よりも少しだけ早く紅葉を見る事が出来そうです。

紅葉というと一般的には真っ赤なもみじを連想することが多いですが、紅葉するのは”あか”だけじゃないんですよ。京都の西本願寺と東本願寺に大変見事な銀杏の木があるのはご存知でしょうか?
京都の紅葉穴場スポットでもある本願寺の大銀杏についてご紹介して行きましょう。

 

1)西本願寺の大銀杏とは?

京都西本願寺境内にある樹齢約400年の大きな銀杏の木です。

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天然記念物に指定されています。一般的な銀杏の木は背が高くすらりと伸びていますが、ここの銀杏は低い位置から水平枝や斜上枝が色んな方向に伸びており、横に大きく広がった特異な形状をしています。葉が多くどんな枝分かれをしているのか一目見ただけでは分かりませんが、HITACHIのCMで有名な『この木何の木、気になる木』のあの木に形がよく似ています。(あくまでも個人的な感想です)
このような独特の形状から『西本願寺の逆さ銀杏』という名で知られており、秋には多くの観光客の目を楽しませています。この特殊な形は、植えられた当初からきちんと剪定などをして行き届いた管理がなされていたためと考えられています。
銀杏は水分の多い葉を持っており、耐火性に優れていると昔から言われていますが、この逆さ銀杏は京都市中の大半を焼野原にした天明(てんめい)の大火(1788年)の際に水を噴いてお寺を守ったという伝承が残されており、『水吹き銀杏』という名でも知られています。

西本願寺銀杏紅葉前

※こちらは紅葉する前の銀杏の木ですが、なかなかの迫力です!

 

2)西本願寺大銀杏の見ごろはいつ?

2016年は昨年よりも全国的に見頃の時期が早くなると予想されていますが、京都の紅葉が色付き始めは11月上旬と予想されています。西本願寺周辺の見頃は、おおよそ11月中旬から11月下旬となっております。12月に入ると散り始めてしまいますので、逆さ銀杏を見学したい方はお早めに西本願寺を訪れてください。
西本願寺の逆さ銀杏の他にも、境内の阿弥陀堂前にも大きな銀杏の木があります。こちらの銀杏も天然記念物に指定されています。この銀杏は低く横に大きい逆さ銀杏とは真逆の、空に高く真っすぐに伸びている、幹が太く貫禄のある銀杏の木となっております。
西本願寺向かいの東本願寺前、烏丸通(からすまどおり)には銀杏並木があり、こちらも京都の銀杏紅葉スポットと言われています。

京都西本願寺銀杏紅葉

・西本願寺アクセス

JR・近鉄 京都駅より
京都駅 市バス『京都駅前』より9番,28番,75番(西賀茂車庫行など)に乗車、『西本願寺前』で下車。
阪急電車利用の場合
河原町駅 市バス『四条河原町』より207番に乗車、『島原口』で下車。
大宮駅 市バス『四条大宮』より18番,71番,206番,207番に乗車、『島原口』で下車。
京阪電車・七条駅より
七条駅 市バス『七条京阪前』より206番、208番に乗車、『七条堀川』で下車。
タクシー利用の場合
行き先は「西本願寺」とご指示ください。
JR京都駅からは数分、阪急大宮駅、京阪七条駅からは約10分。

3)ライトアップについて

京都の紅葉は観光客向けのライトアップイベントをよく行う事で有名ですが、西本願寺は紅葉した銀杏のライトアップは行いません。
逆さ銀杏のライトアップは行いませんが、「金閣・銀閣」と並んで三大名閣と呼ばれている飛雲閣(ひうんかく)、阿弥陀堂、御影堂(みかげどう)などの国宝が10日間期間限定でライトアップされます。
400年の歴史の中で初のライトアップイベントで青、黄、赤、白の四色で極楽浄土の世界を表現するとのことです。

時期→2016年10月1日~10月10日
時間→午後18時半~21時半
拝観料→大人500円、小中高生300円(※日中の拝観料は無料です。拝観料は全額、熊本地震の災害義援金にあてられます)

銀杏の見頃とは重なりませんが、国宝西本願寺が期間限定でライトアップされることは今後もしかしたら無いかもしれません。大変貴重な機会ですので、是非足を運んで見て下さい。
4)京都紅葉の穴場スポット西本願寺のまとめ
西本願寺は京都駅からも近く、京都旅行の際は誰もが見学に訪れる有名観光スポットです。ですが、折角の紅葉の季節ですから銀杏並木や大きな銀杏の木を目当てに見学に行っても良いかもしれません。
かく言う私も、若い頃に何度か友人たちと京都旅行をしており、その度に西本願寺を訪れていました。ここはかの有名な新撰組の屯所(とんしょ)に使われたことでも有名で、新撰組ファンの聖地でもあります。私も「屯所!屯所!」と鼻息荒くして見学をするという何とも罰当たりな事をしていたものですが、今思えばもっとあの銀杏を見ておけば良かったなぁと思います。次に行った時はじっくり大きな銀杏を眺めたいと思います。

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