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退職する人に送る寄せ書きの例文

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誰もが人生の中で一度は書いた経験、もらった経験があるであろう『寄せ書き』ですが、自分が書く立場になった際にどう書いていいか困ったことはありませんか?

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『寄せ書き』はたくさんの人で書くものですので、長々と書くわけにはいきません。

短く簡潔に、でも粗末にならないように書かなくてはなりません。これって意外とハードル高いですよね。
今回ご紹介するのは職場で退職する人に向けた寄せ書きです。こういった会社関係の場合、相手との関係性が重要になってきます。

上司なのか先輩なのか、同僚なのか、後輩なのか…距離感と肩書きによって言葉選びも慎重にしなくてはなりませんが、寄せ書きは普通の手紙やお礼状などと異なり、ガッチガチの形式張ったものではありません。

少し砕けたライトな言葉遣いにしても許される傾向があります。限度はありますがね…。
また、退職と一言で言っても種類がありますね。長くお勤めして定年を迎えたのか、寿退社なのか、独立するために会社を去るのか。
自分自身の立場によっても変わってきますが、ここではざっくりとした状況別の文例をご紹介していきましょう。

 

定年退職を迎える上司への寄せ書き

定年退職ということですので、相手はかなり目上の人です。寄せ書きは形式張ったものではありませんが、最低限の敬語は守って使用するようにしましょう。相手の年齢も年齢ですので、健康を気遣う文章を入れると非常に良いですね。

 

・〇〇さん、長い間お疲れさまでした。今後は今まで忙しかった分うんとゆっくりして下さいね。

・〇〇さん、●年間の長いお勤めお疲れさまでした。〇〇さんのような上司になれるよう、日々精進して参ります。お体にお気をつけて。

・〇〇さん、定年退職おめでとうございます。これからは大好きな●●(趣味など)を存分に楽しんでください。

・〇〇さん、長い間お疲れさまでした。新人だった私に丁寧に仕事を教えてくださり、本当にありがとうございました。今後のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

・〇〇さん、定年退職おめでとうございます。〇〇さんとは●年間という短い間しか一緒にお仕事をすることができませんでしたが、仕事のことだけでなく様々なことをご教授頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。今後は健康に気を付けて第二の人生をエンジョイしてください。たまには喝を入れに来てくださいね。

 

寿退社をする女性社員への寄せ書き

文例をご紹介する前に、寿退社に対する寄せ書きには少し注意が必要です。結婚を機に退職する人への寄せ書きは「子供に関する話題は避ける」ことをおすすめします。

(すでに結婚していて妊娠を機に退職する場合は別です)
なぜなら、近年は「子供を作らない」という選択をする夫婦も非常に多くなっています。

昔と異なり夫婦の在り方が多様化している世の中ですので、寄せ書きに「子供、子供」と書いてしまうと『結婚したら次は子供だ』という価値観を押し付けてしまう危険性が孕んでいます。

また、病気などが原因で男性女性問わず不妊に悩む人もいますので、そういった悩みを抱える方に追い打ちをかけて傷付けてしまいかねません。
ですので、寿退社の場合は『深く突っ込まず』が重要になります。

 

・〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。気配り上手な〇〇さんはきっと素敵な奥さんになるでしょうね。いつまでもお幸せに。

・〇〇さん、寿退社おめでとうございます。こんな可愛いお嫁さんをもらって、旦那様は幸せ者ですね。次は私が寿退社するので待っててください。

・〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。〇〇さんには入社当時からご指導して頂きました。今の私があるのは〇〇さんのおかげです。ありがとうございました。〇〇さんが退職してしまうのはとても寂しいですが、頑張ります。幸せな家庭を築いてください。

・〇〇さん、●年間お疲れ様でした。新しい人生の始まりですね。〇〇さんの前向きな明るさにいつも励まされました。今後は持ち前の明るさで素敵な結婚生活を楽しんでください。いつまでもお幸せに。

転勤する同僚、先輩への寄せ書き

転勤する同期や先輩への寄せ書きの書く場合、どこに転勤するのかなどの情報を仕入れておくと書く時に便利です。

海外なのか国内なのか、単身赴任なのかご家族も一緒なのか…それだけでも書く内容にボリュームが出ますので、もし上司などに聞けるようでしたら是非聞いてみましょう。
また先輩の場合は敬語を使いますが、相手が同僚で普段から砕けた言葉で会話をする仲でしたら、寄せ書きもフランクな言葉遣いにして問題無いでしょう。

 

・〇〇さんにしばらくお会いできなくなると思うと、とても寂しいです。新天地でも元気でいてください。

・ご栄転おめでとうございます。●●県は△△が美味しいと有名ですよ。是非食べてみてください。食べたら感想教えてください。

・こちらに来る際は是非顔を出してください。新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。

・慣れない土地で大変だと思うけど頑張ってね!たまには連絡ください!

・新天地でも持ち前の〇〇節でゴリゴリ頑張ってね!遊びに行った時は案内よろしく!

・慣れない土地の単身赴任で寂しいかもしれないけど、体に気を付けて!

 

寄せ書きの例文まとめ

いかがでしたか?寄せ書きは短い言葉で書かなくてはいけませんので、慣れないと難しく思えてしまいますよね。
寄せ書きで大事なのは『ポジティブに』『感謝を述べて』『スッキリ簡潔に』『締め切りを守る』の4点です。特に締め切りは大事です。
筆者も社会人になってから寄せ書きを書いたことがありますが、実際に書いてみると難しいなぁと何度も感じました。

学生のような感覚ではとても書けないものですし、ある程度の決まりごとは押さえておかなければなりません。
その中でも一番難しかったのは寿退社する人への寄せ書きでした。

私はその方とは深い付き合いが無かったので「ご結婚おめでとうございます。いつまでもお幸せに」といった感じの文章を書いたのですが、他の方々(特にご年配の先輩や上司)が「赤ちゃんが楽しみ」「結婚の次は赤ちゃんだね!」といった感じの事を書いていました。

しかし退社する女性社員は不妊治療中だったらしく、この寄せ書きがかなりのプレッシャーになってしまったようでした。
このような事もありますので、デリケートな話題に触れるような書き方や話題は注意をしましょう。せっかくの寄せ書きですから、楽しく明るく送り出すようにしたいものですね。

執筆者 浅丸千代乃

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