今日発見した良きことをクリップ

母の日お母さんが本当に欲しいものってなあに?母と子の本当の気持ち

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5月の第2日曜日は母のです。プレゼントは何がいいかな?毎年大変だなって迷ってしまうのはどこも同じだと思うのですが。

母の日の意味というか、あり方について私の思いを書いてみたくなりました。ちょっと長くなります。

 

ある年の母の日こんなことがありました。

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私の料理中に帰宅した主人を、子供たちが出迎えに行ったんです。

私も一旦手を置いて、玄関に行こうとしたら、なぜか子供たちがモジモジしながら私に近づいてきました。

そして

「いつもありがとう」

と、小さな花束をひとつずつ渡してくれたんです。

どうやら主人と子供たちとで、前々から計画を立てていたようです。

小さな手から受け取る花束に感激し、目頭が熱くなった夜でした。

 

その後、月日が経ち、

最近の母の日──

 

「ねー、パパ、お金渡すからさ、適当なの買ってきてよ」と、言う子供たち。

聞こえないように言っているみたいでしたが、ハッキリ聞こえていました。

子供の成長は嬉しいけれど、同時に、なんとなく悲しい気持ちになった朝でした。

 

 

皆さんは、母の日、どうしてます?

 

例えば、実母へ贈り物してます?

 

私も、母の日には今まで数々の贈り物をしてきました。

カーネーション、エプロン、靴下、財布、髪飾り、食事会、旅行券・・・
しかし、私が実際に母親になって、子供たちの「適当なの買ってきてよ」と言う言葉を聞いて、思ったのです。

母の日だからと『特別なプレゼントを用意する義務』を感じられては、逆に嫌だな、と。

もちろん、贈り物は嬉しいものです。

 

一生懸命考えて選んでくれたり、作ってくれたりしたものなら、何でも嬉しいんです。

でも、感謝するのは“モノ”ではなくて、“気持ち”に対して。

高価であろうと、紙の切れ端に書いた手紙であろうと、気持ちさえこもっていれば、どちらも同じだけ嬉しいんです。

「母の日だから、何かしなきゃ。どうする?」と、思われるのが、嫌なんです。

 

 

それに気づいてから、私は、母親への贈り物を、値段ではなく「母が喜びそうなモノ」基準で選ぶようになりました。

その時喜びそうだなと思うものなら、安価でもいいのではないか、と。

以来、定番のプレゼントらしいものを止めて、感謝の気持ちを伝えることメインにするようにしました。

プレゼントは、気持ちへの添え物の様なものです。

 

その為、プレゼントらしからぬものを贈ったりもしています。

骨盤矯正座布団、とか、シミ消しクリームとか、その時欲しそうだと感じたもの。

最近は庭の手入れを楽しんでいる母なので、毎年咲かせられる、ミニバラなどを色違いで贈ったりしていますね。

 

母の日義母へのプレゼントいらないって断られ

 

それと同じような感覚で、義母にも花を贈っていました。

義母の場合、その時欲しいものがわからないんですよね。

実母のようにはっきりと言いあえる関係でもないので、まだお互いにどこか遠慮してしまっています。

いきなり、シミ消しクリームとか贈っても、驚かれちゃいそうですしね。

そこで、毎年、きれいだなと思えるカーネーションを贈っています。

 

それが、今年になってから義母に「何もいらないから。気にしないで」と言われてしまいました。

 

主人いわく

「うちの母親は、モノが欲しいわけじゃないから。みんなが会いに来てくれるだけで喜ぶ人だから。逆に義務として

何かを買わなきゃと思われる方が辛いみたい。みんなが健康で幸せで、たまに遊びに来てくれたら、それだけで十分だってさ」

とのこと。

 

これは、私が考えるのと、同じだな、と、思いました。

そして、通じ合えるものを感じて、ちょっぴり嬉しくなっていまいました。

 

そしたら、余計に何か喜んでもらえるものを贈りたくなってしまうんですよね。

それで、「どうしたら喜んでくれるかな」と、考えることが楽しくなってくるのです。

 

母の日にお母さんがもらって嬉しいプレゼントは?

ある調査によると、母の日にしてもらって1番嬉しいことは「家族と一緒に食事をすること」だそうです。

 

 

母親と言うのは、家族のために働くのは当たり前のことであって、

毎日、家族がどうしたら過ごしやすくいられるか、ということを考えて家事をこなしているんだと思うんです。

もちろん、面倒で、逃げ出したいときもあります。

疲れて、今日はもう無理と思うときだってあるのです。

でも、他の仕事のように家事に終わりもお休みもありません。

そして、ふと、思うのです。

「良かれ」と思ってしていることが、果たして家族のためになっているのだろうか。

喜んでもらえているのだろうか・・・。

 

一緒に住んでいない母親もきっと同じだと思うのです。

離れていても、必ず家族のことを想って、何かしらの、その時出来ることをしてくれているはず。

そして、ふと、考えるのです。

余計なお世話ではないだろうか。

お節介ではないだろうか・・・。

 

その答えをもらえるのが、1年に1度、母の日なのではないかな、と思います。
「いつも、ありがとう」
そう言ってもらえると、母親は救われるのです。

 

毎日頑張ってきたのは、無駄ではなかったんだ、と気づき

また明日頑張ろうと思えるのです。
さらに、食事に誘われたら、

「料理を作る事」から解放される喜びもあります。

普段あまり一緒に食事できない場合は、家族でテーブルを囲み

コミュニケーションをとれることにも喜びを感じるでしょう。

 

だから、高価な贈り物ではなく、形式だけのカーネーションでもなく

大好きな家族と食事する事が、1番幸せと感じる母親が多いのではないかな、と思います。
今年の義母への贈り物は、やはりキレイなお花を添えて「ありがとう」を伝えよう。

そして、食事に誘ってみようかな、と考えるのでした。

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