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乳児のRS感染には重症化に注意を

子供の病気 RS感染症
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乳児ほど重症化するRSウイルスに要注意

RSウイルスとは?

一般的なかぜの症状を起こすウイルスです。1歳までに70%、2歳までに

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ほぼ全員が感染するというデータがあります。
RSは感染を繰り返すうちに免疫がでていき、大人が感染してもただの風邪かな?くらいの症状で済みます。

乳児が感染すると時期によって重症化するケースもあるので注意が必要です。ではRSウイルスの感染源はどこなのか、感染するとどんな症状が出るのか?

また予防する方法についてもご紹介します。

 

【RSウイルスに感染するとこんな症状が出る】

・38.5℃以上の発熱はあまりない。
・水のような鼻汁が出る
・鼻づまり
・咳がひどい
呼吸数が速く回数が多くなり、呼吸困難が起こる場合がある

※インフルエンザと同時に感染している場合もあります。

【乳児が重症化しやすいケース】

生後6カ月以内の乳児や早産児(在胎期間35週以下)、心臓、気管支肺異形成症や先天性心疾患、ダウン症などの基礎疾患がある場合、重症化することがあり入院が必要になることもあります。「ハイリスク乳児」には抗体製剤が保険適応となります。

鼻水やくしゃみだけの状態ならさほど心配はいらないですが、せきと鼻づまりには注意が必要です。

咳がひどい

RSの場合、細気管支炎(さいきかんしえん)という下気道の炎症性疾患を引き起こし呼吸困難をおこす危険性があります。
ヒューヒュー、ゼーゼーなど呼吸音には十分気をつけて見てあげてください。

鼻づまり

赤ちゃんは口呼吸ができないのでかなりの負担になってしまいます。鼻づまりを起こしていたら早めに受診しましょう。

 

【RSの感染経路は?】

RSウイルスの感染経路は接触感染と飛沫(ひまつ)によるものです。接触感染とは、RSウイルスが付着した手や体、物に直接触ったり、鼻水や唾液、吐しゃ物に含まれるRSウイルスを吸い込むと感染します。

乳幼児の場合、平均4、5日の潜伏期間の後、発熱し、鼻水、せきなどの症状を起こし、治まるまで最長2週間ほどかかります。

ウィルスの排出期間は大人と幼児では排出期間に幅があります。

成人の大人では3日~8日くらい。乳幼児では3~4週間排泄が続きます。

物に付着したRSウイルスは4~7時間は感染力が残っているので、おもちゃ、食器、服、遊び場などをアルコール消毒するよう心掛けたいですね。

 

【予防方法】

1歳未満のうちはできれば感染させたくないです。ご家庭でしっかり予防してあげてください。

しかし現在のところ、RSウイルスに予防注射や特効薬はありません。症状に対してケアする治療になります。
RSウイルスが流行する時期、10月頃から2月頃はできるだけ人の集まる場所へのお出かけは避けたいですね。

また普段の生活の中で気を付けたいのは、子供の気道にダメージを与える煙草による受動喫煙への配慮も必要です。

当然ですが、手洗い、うがいを徹底することは予防の第一歩です。

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