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富士山が近いうちに噴火する可能性あり?頻発する地震と防災対策

火山が噴火する写真
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日本には110の火山があります。今朝情報番組の「とくダネ!」を見ていて知ったのですが、すごい火山の数ですね。

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日本は火山国だと言われますが、あらためてこんなにたくさん火山が存在していたのかとびっくりしました。

御嶽山の噴火による救援活動が連日のように報道されていますが、ニュースを見るたび「日本にある他の火山は大丈夫なのか?

噴火しそうな火山は他にもあるんじゃないか?」と心配になりますよね。噴火警戒レベルが高い火山は現在のところ47もあるそうです。

 

富士山が噴火する兆候はあるの?

実は3月11日の東日本大震災以降日本の地下では変化が起こっていて、地震、火山活動が活発化しているのです。富士山は活火山です。いつ噴火してもおかしくないレベルだと言われています。実際、山梨県では2014年2月に静岡県・山梨県・神奈川県に「富士山火山広域避難計画書」というものが発表されています。山梨県では「登山観光客対策」も出されていて、警戒を強めていた矢先、御嶽山の噴火が起こってしまいました。こういう流れを見ていると、毎日富士山にあんなにたくさんの人が入山していても良いものなのか?と疑問に思いますよね。

世界遺産に登録され登山者が激増。混雑状況がよくわかる動画です。

富士山が最後に噴火したのは1707年、今から300年以上も前のことです。300年も噴火してないから大丈夫・・というよりは、そろそろ噴火するんじゃないか?という見方もできます。地震予知にあたっている専門家は箱根の大桶谷で度々起きている地震に注目しているそうです。この地震の影響が火山活動が活発化する原因と考えられているようですね。

現在は警戒レベル1で落ち着いている富士山ですが、もしもの噴火に備えて対策がなされているのかというと、十分とは言えないようです。御嶽山の噴火災害を踏まえ、地元の自主防災協議会ではヘルメットやマスクの、避難ルートの確保を早急に対応していくとのことでした。(NHKニュースウォッチ)

 

日本にある他の火山は大丈夫なの?

目に見える形で火山活動をしている鹿児島県の桜島(警戒レベル3)、熊本県の阿蘇山(警戒レベル2)、群馬県の浅間山(警戒レベル2)などには、鉄筋コンクリートや頑丈な鉄の柱を持つ”シェルター”や”火山壕”が用意されています。もし噴火活動が始まってもシェルターへ避難し、火山灰や、噴石から身を守ることができます。御嶽山にはなかったのでしょうか?

 

火山噴火の予知は可能なのか?

火山噴火は地震より予知することが難しいと言われていますが、地震予知対策として、活火山には監視カメラ、GPS、傾斜計、空振計が設置され その情報が 札幌・仙台・東京・福岡にある火山監視情報センターへ送られ気象庁が監視を続けているそうです。

 

日本人にとって山は信仰に値する存在です。山に裏切られることもあるけど、山から恵みを受けていることもたくさんあり、山に対する愛着はとても大きいです。しかし登山を計画するなら、今から登ろうとしている山は「火山」であるという認識を持って、万が一のことが起きた時の対策は事前に準備しておくことが大切です。自分の身は自分で守らなければね。

 

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