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手作りコスメ基本の化粧水とフルーツパックのレシピ

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薬局に行くと様々な化粧水や乳液、パックが売っていますね。近年ではそういったコスメ専門店も非常に多くなり、年齢問わず女性に大人気です。中でも人気なのは、石鹸で有名な『LUSH』などの自然派コスメのお店です。

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しかし、こういったお店で販売している化粧水やパックはとても肌に良いけど、お値段がかなり張りますね。2回分くらいのパックで1,000円以上…使用期限もあるからケチって使う事もなかなかできない。専門店の中では安い方なのかもしれませんが、お小遣い制の私にとっては結構痛いところ…。
また、こういう専門店のコスメは香料もかなり含まれていますので、肌が弱い人は香料でかぶれてしまったりすることもあります。
色んな問題をはらんでいるコスメですが、やっぱり天然のもので肌に良いものを使いたい!と思うのが女心というもの。それを解決する方法があります。
自分で作ってしまえば良いのです。「そんなの無理」と思う方も中にはいるかもしれませんが、実際にやってみると簡単ですし、自分の肌で実験しますので、自分に合ったものを作って使用することができます。

何より安い。お財布にも優しく肌にも優しい、一石二鳥です。
今回は、簡単に作れる『手作りコスメ(化粧水、パック)』をご紹介します。

1)手作りコスメに必要なもの

まず、化粧水やパックを自作する上で必要な道具をご紹介します。・計量カップ
・計量スプーン
・化粧水を入れるボトル(※最初は小さめのものを用意しましょう。遮光瓶なら尚良し)
・精製水
・グリセリン
・無水エタノール
・パックを作るときに混ぜる茶碗(※適当なもので充分)

以上のものがほぼ必須アイテムとなります。
計量カップや計量スプーン、ボトルは100均のもので構いません。遮光瓶は無印良品とかに行けば売っています。無印以外なら大き目の雑貨屋などに行くと大抵あります。
精製水、グリセリン、無水エタノールは薬局に行けばボトルで売っています。グリセリンは保湿剤ですので、化粧水作りには必須となります。また、無水エタノールはコスメでは悪とされるアルコールですがこれも必須です。
アルコールは肌のキメを整えて引き締めてくれる収れん作用があり、防腐剤として化粧品の日持ちを良くしてくれます。また、精油などの水に溶けにくい成分を溶解してくれたり、清涼感を出してくれたりと重要な役割を担ってくれます。
無水エタノールが近所の薬局に無かった場合は消毒用アルコールでも大丈夫です。無水エタノールとの違いは濃度だけですので、使用に問題はありません。

2)化粧水を作ってみよう

まずは手始めに化粧水を作ってみましょう。

①基本の化粧水

・精製水…100ml
・グリセリン…小さじ1
・無水エタノール…小さじ0.5杯くらい

以上のものを、化粧水ボトルに入れて混ぜます。これで完成です。必ず冷蔵庫に保管し、一週間以内に使い切りましょう。

②緑茶化粧水
緑茶は高い殺菌力と美白効果があり、肌質を選ばない優秀さを持っています。

・精製水…100ml
・緑茶…大さじ1
・グリセリン…小さじ1
・無水エタノール…小さじ1

まず、鍋に緑茶の茶葉と精製水を入れて煮立たせます。充分に茶葉が開き沸騰したら、鍋に蓋をして冷めるまで待ちます。
お茶が冷めたら、コーヒーフィルターかキッチンペーパーを使ってこします。
最後にグリセリン、無水エタノールを加えてよく混ぜたら完成です。これも冷蔵庫で保管しましょう。
グリセリンの代わりにハチミツを加えたりしても良いでしょう。
これは応用になりますが、日本酒に茶葉を入れてエキスを抽出するという方法もあります。日本酒そのものが高い美肌作用を持っていますので、とても化粧水に向いている材料です。日本酒で抽出したエキスは精製水で二倍くらいに薄めて使用するのが良いでしょう。

③乳清化粧水
『乳清(にゅうせい)』とはプレーンヨーグルトの蓋を開けると上に溜まっている液体(ホエイとも言う)のことです。これには高い保湿力があり、肌をなめらかにして皺やたるみのケアにも効果的です。

ヨーグルト

・精製水…適量
・乳清…取れた分だけ
・無水エタノール…小さじ1くらい

まず、プレーンヨーグルトを購入しヨーグルトの表面を掬って穴を開けます。そのまま蓋を閉めて冷蔵庫に一晩放置。翌日、空いた穴のところに乳清が溜まっていますので、それをそっと容器に移します。(スポイトがあると便利です)
どれくらい乳清が取れたかによりますが、精製水で約二倍に乳清を薄めます。無水エタノールを小さじ1加えてよく混ぜて完成です。
この化粧水は日持ちがしませんので、早めに使い切りましょう。
3)パックを作ってみよう
難しそうに見える顔用パックですが、作ってみると非常に簡単です。これからご紹介するレシピはすべて『台所にあるもの』で作る事が出来ます。

①キウイパック
キウイには保湿や美肌作用だけではなく、日焼けした肌の熱を鎮める作用やシミ、そばかすを予防する作用があります。

・キウイ…1/2個
・プレーンヨーグルト…大さじ2
・ハチミツ…小さじ1~2
・小麦粉…様子を見ながら分量を調節

キウイは皮を剥いてフォークなどを使ってぐちゃぐちゃに潰します。それにプレーンヨーグルトとハチミツを加え、よく混ぜ合わせて完成です。
ヨーグルトが緩かったら、小麦粉を加えて固さを調節しましょう。

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②アボガドパック
『森のバター』と呼ばれるアボガドですが、高い保湿力と肌に張りと艶を与えてくれる豊富な栄養素を持っています。程よく固く、なめらかな感触がパックにも適しています。使う場合は完熟したものを選びましょう。

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・アボガド…大さじ1
・ハチミツ…小さじ1~2
・日本酒…お好みで。入れる場合は小さじ1程度

アボガドを計量スプーンでくり貫いて大さじ1分取ります。これを器に入れて、ハチミツと好みで日本酒を加えてよく混ぜ合わせて完成です。

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混ぜるときはフォークを使うとアボガドを細かく潰せて便利です。
日本酒は入れても入れなくても良いです。お好みでどうぞ。

4)手作りコスメの注意点

簡単に作ることのできる手作りコスメですが、気を付けなければいけないことがあります。・保管は必ず冷蔵庫ですること
・化粧水は一週間以内、パックはその日のうちか翌日までに使い切ること
・手首や首などでパッチテストをおこなうこと
・販売をしないこと

以上の点に気を付けましょう。肌に使用するものですので、パッチテストは面倒でもきちんとした方が良いです。筆者は昔、これをサボって痛い目見て皮膚科のお世話になったことがあります。
また、パックは特にそうなのですが生ものを使用していますので日持ちはしません。冷蔵庫に保管し、翌日までには使い切ってしまいましょう。
販売についてですが、これは薬事法などに違反する恐れがあります。むやみに人にプレゼントしたり販売することは危険ですのでおすすめしません。作ったコスメは自分のために使うのが良いでしょう。

5)手作りコスメまとめ

手作りコスメのレシピを紹介してきましたが、いかがでしたか?いずれのものも台所にあるもので作れるものばかりです。冷蔵庫の中は保湿や美肌作用を持つもので溢れています!
もし作り過ぎて余ってしまった場合は、もったいないかもしれませんが捨てて、また新しく作り直しましょう。パックの場合は食べる事も可能です。筆者はよく余った分は食べてます。キウイパックは小麦粉を混ぜる前の状態だったら食べられます。アボガドとハチミツは合わせるとなかなか美味しいですよ。体にも良いので、余ったら次の日の朝食にでもしてしまいましょう。
注意点さえ守って使えば、手作りコスメは非常に役に立ちます。是非一度試してみてくださいね。

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