間違いだらけの「お墓参り」正しい作法を教わりました。
ご先祖様へのご挨拶お墓参りマナーは大丈夫?
お盆ですね。お盆と言えばご先祖様のお墓参りです。
お墓参りって毎年行っていますが、今まで作法もなにも教わらないまま勝手に参っていましたが、今日は貴重なお話を聞く機会がありました。お墓参りの正しい作法は知っておいた方がいいですね。
まずはご先祖様に対するご挨拶。自分のご先祖様にご挨拶をするのは当たり前ですが、お参りする前に
両隣のお墓にも挨拶していますか?
すいません、私恥ずかしながらやっていませんでした。しかも、これだけはなく
立ったまま合掌礼拝してはいけない。
正しくは座って合掌礼拝するのが常識です。これも間違っていました!立ったままで礼拝していました。
ご先祖様に対して上から見下ろす行為は失礼なんですね。立ったまま拝むのは止めましょう。ご先祖様を敬う気持ちがあればしゃがんでするのが礼儀ですよね。
お墓のお掃除でタワシ(金属タワシ)は使わない。
お墓のお掃除で金系の道具は墓石を傷つけるので使ってはいけません。彫りもの(名前など)の溝の中をお掃除する際に、ハブラシを使うのはOKですが、使用済のものではなく新品のハブラシを使うこと。
お隣のお墓の雑草や花器など勝手に掃除しない。
他人の家と同じですので、勝手に触ってはいけないのです。お花が枯れていたり、雑草が生えていたりしていると、親切心からつい手を出してしまいそうになりますが、お掃除してあげるのはマナー違反なんですね。
お線香の火に息を吹きかけて消してはいけない。
これは最も基本的なことですが。お線香に火をつけた後、フーフー息を吹いて消してはいけません。手で扇いで消します。これは私も親に叱られましたので覚えています。振って消す人もいますが、お線香が折れたり、火が飛んだりすることもありますので危険かも知れません。
桶に汲んだお水が余ってしまったらどうする?
余ったからと言ってバケツの残り水を墓石にかけない。かけて良いのは3杯までなんだそうです。あとは捨てましょう。捨てるといっても、墓石の周辺に捨てないこと。
お供えの食べ物などはお参りが終わったら持ち帰ること。
これは傷んだり、カラスや動物に散らかされるなど迷惑になりますのでお参りが済んだら持ち帰っていただきましょう。
親が作法を知らないでやっていると子供も同じように習慣化されてしまいます。気をつけなくてはと反省しました。
一つ、一つの作法には深い意味もあり大変勉強になりました。お彼岸に行った時はこの作法をきっちり守って気持ちよくお参りしたいと思います。
この記事へのコメントはありません。