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寄せ書きの書き方&例文(学校編

寄せ書き例文学校
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年が明けると卒業シーズンになりますね。今も昔も卒業は嬉しくも物悲しいものですが、それに彩りを添えるのが『寄せ書き』です。

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卒業する部活の先輩へ、恩師へ、または転校するクラスのお友達へ…寄せ書きは様々な場面で使われます。
しかし、寄せ書きはどんな風に文章を書けばよいのでしょうか?考えなしに書き始めると、他の人と似たような文句になってしまいそうですよね。
今回は『寄せ書き』の書き方、学校編として文例をいくつかご紹介して行こうと思います。

部活や委員会、ゼミなどの先輩への寄せ書き

進学や就職で学校を去る先輩への寄せ書きです。相手は目上の人でお世話になった先輩ですので、敬語を崩し過ぎないように気を付けましょう。だからと言って、ビジネスのようにガッチガチになる必要はありませんよ。いつもどんな風にお話をしているかを思い出して、先輩と自分の距離感を考慮し文章を考えましょう。
卒業していく先輩への寄せ書きに欲しい要素は『感謝』と『今後の活躍への応援』です。これらを踏まえていくつか例を出してみましょう。

・〇〇先輩、ご卒業おめでとうございます。●●部(●●委員会、ゼミ)に入って以来ずっと先輩のお世話になっていました。厳しくも優しい先輩の姿はいつまでも私の憧れです。新しい生活で大変なことが多いかもしれませんが、頑張ってください。応援してます。

・〇〇先輩、ご進学おめでとうございます。今まで部活や受験勉強で一生懸命だった分、新生活が始まるまではゆっくり休んでください。今まで大変お世話になりました!

・〇〇先輩、ご卒業おめでとうございます。いつも元気な先輩の姿が見られなくなると思うと、とても寂しいです。先輩に教えて頂いたことは書き切れないくらいたくさんありますが、今度は私が後輩たちに伝えていきます。新天地での生活は大変かと思いますが、頑張ってください!

・ご就職おめでとうございます。〇〇先輩には入学してからずっとお世話になりっぱなしでした。色々とご迷惑をおかけしたこともあります。その度に厳しく優しく指導してくださったことを忘れません。社会人は何かとお忙しいとは思いますが、お体にお気をつけて。先輩のご活躍をお祈り致します。

恩師への寄せ書き

卒業シーズンの風物詩、先生への寄せ書きです。部活の顧問に向けてのものやゼミの担当教授へ向けたもの、クラスの担任へ向けたものなどがあります。いずれの場合も先輩よりもずっと目上の方ですので、砕けすぎた言葉遣いをしないように気を付けましょう。
恩師への寄せ書きに欲しい要素は『感謝』と『思い出』と『未来のこと』です。これらを考慮していくつかの例を挙げていきましょう。

・〇〇先生、この●年間大変お世話になりました。先生の温かい言葉にいつも私は励まされました。本当にありがとうございました!

・〇〇先生、今までご迷惑をたくさんかけたと思います。でも先生の生徒として卒業できることを誇りに思います。同窓会でお会いする日まで元気でいてください。ありがとうございました。

・〇〇先生にお会いできなくなると思うと寂しいです。先生の厳しくも温かみのあるご指導のおかげで、私はここまで成長することができました。卒業しても困ったり悩んだりした時は先生に相談に乗って頂きたいです。その時は、また宜しくお願いします!

・〇〇先生のおかげで、とても楽しい学校生活を送ることが出来ました。先生に鍛えられた精神なら、新天地でも大丈夫だと自身が持てます!同窓会でお会いする日を楽しみにしています。ありがとうございました。

・〇〇先生、長いようで短い間でしたが、大変お世話になりました。先生とは時にぶつかったりもしましたが、未熟な私を相手にしても真摯に真正面から向き合ってくださり、一人の大人として接して下さりましたね。あのようなご指導のおかげで今の私があります。本当にありがとうございました。先生のような立派な大人になれるよう、これからも頑張っていきますので、見守っていてください。

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転校や進学、就職で遠方へと言ってしまう友達への寄せ書き

これまでの寄せ書きとは異なり、友達への寄せ書きです。卒業を機に地元を離れてしまうというのはよくあることです。そういった場合を想定して例文を考えていきましょう。先輩や恩師とは違いますので、友達ならではの砕けた言葉遣いで問題ありません。いつもどんな風に友達と話をしていたかを思い出しながら書くと良いでしょう。

・〇〇、就職(進学)おめでとう!新生活頑張ってね。遊びに行くから案内よろしく!

・〇〇ちゃんとはたくさん遊んだね。これからは頻繁に遊べなくなると思うとすごく寂しい。忙しくなると思うけど、たまには連絡ちょうだいね。引っ越し先でも頑張って!

・〇〇、就職(進学)おめでとう。進路はバラバラだけど、地元に帰って来る時は絶対に教えてね。またみんなで遊ぼう!

・〇〇、新天地でもいつもの調子で頑張ってね!●●県は△△が美味しいらしいよ。食べたら感想よろしく!

お見舞いの寄せ書き

番外編です。『入院している人に送る寄せ書き』の文例です。お見舞いの場合に欲しい要素は『回復を願っていること』『相手の体のことを心配しているということ』です。病気なのか怪我なのかはこの場合あまり深く考えないようにした方が書きやすいでしょう。

・〇〇さん、お体の調子はいかがですか?突然のご入院とのこと、心よりお見舞い申し上げます。今は仕事のことを忘れて、ご自愛ください。

・心からお見舞い申し上げます。いつもパワフルな仕事ぶりを見せていた〇〇さんですから、これを機にたくさん体を休めて養生してください。

・〇〇さんがいない職場はとても寂しいですが、お体を第一に考えてゆっくり休んでください。一日も早いご回復を心よりお祈りいたします。

・長めの夏休み(冬休み)だと思って、仕事を忘れてご静養ください。ご無理はなさらないように。

寄せ書きの書き方・例文まとめ

寄せ書きの書き方(学校・お見舞い編)はいかがでしたか?学生さんの寄せ書きは拙い言葉でも恐れずに書いた方が却って良いかもしれません。自分の言葉で、最低限の礼儀を守って書くと相手に気持ちが伝わりやすくなります。書く時は、色んな思い出を一つずつ思い出しながら文章を考えてみましょう。
筆者も学生の頃、卒業の際に部活の後輩と顧問の先生から寄せ書きを貰ったことがあります。その時の顧問の先生の言葉が今でも記憶に残っています。

『君は変わり者だが、そこが良い。その変わった所がいつか絶対に役に立ち、君をもっと輝かせます。ずっと変わり者のままでいてください』

当時の私は好みや考え方などが一般的な学生よりも浮いた、いわゆる変わり者でした。このままでは苦労するかもしれないと自分で薄々思い始めていましたが、恩師のこの言葉で「このまま変人でいよう!」と決意しました。おかげで今も変人街道まっしぐらで幸せな日々を送っています。

執筆者 浅丸千代乃

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